利尿作用のあるコーヒーやお茶などはほどほどに
コーヒーやお茶に利尿作用があることはよく知られていることですね。適量であれば、もちろん問題がないのですが、多く飲み過ぎると頻尿を助長してしまいます。
もうひとつ、コーヒー・お茶には利尿作用のほかに覚せい作用もあります。利尿作用や覚せい作用のあるコーヒーやお茶を就寝前に飲めば、トイレが近くなったり、熟睡できずに夜間頻尿の原因を作ってしまいます(浅い眠りも夜間頻尿の原因のひとつです)。コーヒーやお茶を我慢する必要はありませんが、飲む時は量にも注意しておくべきですし、飲む時間にも注意する必要があります。
次にそのほかの水分として、男性も女性も大好きなお酒の話です(もちろん大人の男性と女性です)。「酒は百薬の長」といわれるとおり、適量をいただけば健康を増進します。しかし、アルコールの中でもビールであれば、ついつい水分を多く摂ることにつながりやすくなります。
量だけの問題ではなく、アルコールは前立腺を肥大させます。男性の頻尿の一番の原因になっているのは前立腺肥大症ですから、特に男性はアルコールの摂取の仕方に注意する必要があります。
健康のためには何でも適量に飲んだり食べたりする。偏った食事をしない。ストレスをなるべくためないように気分転換をするなど、頻尿だけに限らず大切なことですね。ストレスを受けすぎると様々な病気の原因になりますが、頻尿の原因にもなります。