頻尿は中高年の悩みとしてごく一般的なものですから、年のせいであると考えていらっしゃる方が多いです。しかし原因を知る事によって対策は十分に可能なのです。

男性の前立腺肥大症

男性の頻尿の原因で一番多いのは、加齢による前立腺肥大症であるといわれています。前立腺は男性のみにある臓器で、生殖器としての役割を持っています。膀胱の下に位置し、形は栗のような形をしています。大きさもちょうど栗くらいです。

前立腺は多くの男性が加齢とともに肥大します。これが前立腺肥大なのですが、前立腺が肥大しても症状が全くなく健康であれば、前立腺肥大症には該当しません。前立腺肥大症は症状を伴って初めて症という字が当てはまるのです。前立腺肥大症になったとしても、多くの場合は生命に危険が及ぶことはありませんが、以下の症状が問題となります。

前立腺肥大症による症状には、先に書いた頻尿や就寝している間にトイレの回数(排尿の)が多くなる夜間頻尿、尿の切れが悪い、尿の出が悪いなどです。


前立腺肥大症の主な症状

*頻尿
昼間起きている間の尿の回数が異常に増える状態です。通常の健康な人であれば、1日の排尿回数は4~5回ほどですが、頻尿になると8回以上などと排尿の回数が大きく増えます。

*残尿
排尿しても膀胱にまだ尿が残っている状態です。残尿があるとすっきりしない感じ、残尿感があります。

*切迫性尿失禁
突然に強い尿意を覚える尿意切迫感があったり、我慢できずに尿漏れしてしまう切迫性尿失禁を起こしたりします。

*排尿困難
おしっこをしようとしてトイレに入り、排尿できる状態になってもなかなか排尿できない状態です。正常であれば数秒で排尿が始まりますが、排尿困難になると排尿の開始まで1分ほどかかるケースもあります。

*おしっこに勢いがなくなる
前立腺が尿道を圧迫し、おしっこの線が細くなったり、排尿が複数になってちがう方向へ飛んでしまったりします。

多くの前立腺肥大症では命にかかわることがありませんが、夜間頻尿で浅い睡眠で翌日に疲れが残る、トイレが気になって仕方がなくなり仕事に支障がでるなど、本人にしては非常に深刻な悩みです。


前立腺肥大症の原因

前立腺肥大症になってしまう原因ですが、いまだはっきりとした原因は分かっていないのが現状です。男性ホルモンの影響で肥大してしまうのではないかという説が有力のようです。あまり症状・原因と関係したことではありませんが、前立腺が肥大するのは人間と犬だけなのだそうです。

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